山田小図書館は・・・
第49回学校図書館コンクール 文部科学大臣奨励賞
 山田小図書館は、校舎間の平屋の別棟で、児童が利用しやすい場所にある。107平方メートルの広さがあり、じゅうたん敷きで冷暖房完備となっている。蔵書数は、参考図書、職員図書を含めて約7800冊である。 図書館を、知識や情報を的確に、しかも、容易に提供できる資料センターとなるように運営している。図書館環境の整備として、自由な姿勢で読書が楽しめるように配架設営をしたり、案内板を工夫し各教科の資料を探しやすいように配慮したりしている。また、オリエーテーションの時間には、館内のすべてを各学年に応じて説明し、実際に本に触れながら図書館活用の仕方を指導している。
 本校の教育目標は、「人間尊重の精神を基盤として、一人一人の可能性を伸ばし、心身ともに健康で人間性豊かな児童を育てる。」と掲げられている。
 図書館教育の目標は


@ 図書館に親しみ、読書の楽しさ、喜びを味わわせ、心豊かな児童の育成を図る。
A 図書館の環境を充実させ、資料を効果的に利用し、自ら考え正しく判断する学習態度を育てる。

と位置づけている。さらに、各学年の目標として、

<低学年> 易しい読み物に興味を持ち、楽しんで読書しようとする態度を育てる。
<中学年> いろいろな読み物に興味をもち、幅広く読書しようとする態度を育てる。
<高学年> 必要な図書資料を選び読書を通して、考えを広げたり深めたりしようとする態度を育てる。

を設定し、目標達成に向けて、全職員が一丸となって取り組んでいる。

委員会活動
 図書委員会は、5年生4名、6年生6名の計10名の当番制で、毎日の貸し出しや返却の世話などの活動をしている。月一回の委員会活動の時間では、図書に関する掲示物の作成や新刊図書の整理、未返却図書の確認などの活動をしている。また、昼休みの時間には、紙芝居や絵本の読み聞かせを児童自ら行い、全校の図書に関する興味・関心を高めるように活動している。

○朝の10分間読書
月・水・金曜の朝自習の時間の10分間を、全校一斉に読書の時間としている。児童は、図書館や公共図書館の巡回図書などから本を選んで、自分の席に座り静かに読書している。

○よみっこタイム
 毎月第3木曜日の朝自習の時間、全職員による本の読み聞かせ「よみっこタイム」を行っている。具体的には、次のように実施した。

@ 全職員が各自読み聞かせをする本と教室を選ぶ。
A 児童に、読み聞かせされる本の題名と、どの教室でその本の読み聞かせがあるかを知らせる。(誰がど  の本の読み聞かせをするかは伏せておく)
B 児童は、「よみっこタイム」の時間までに、どの読み聞かせに行くか決めておく。
C「よみっこタイム」の時間が始まると、全職員と全児童が、決めた教室に移動し、 読み聞かせをする。

 読書に関する校内行事には、次のような取り組みを行った。

 5月・・・・校内読書月間
 6月・・・・雨期校内読書月間
 7月・・・・校内童話発表会

10月・・・・校内読書週間・もみじ集会
12月・・・・絵本週間

 校内読書週間では、「もみじ集会」を中心として、「読書標語」「読書実態調査」「ブックレター」「新刊書の紹介」「昼休みのお楽しみ会」などに取り組んだ。もみじ集会は、読書の楽しさや喜びを感じさせ、読書意欲を高めることを目的として行っている。集会では、「協力」をテーマに、教師によるブックトークを行った。また、視聴覚機材を使った映像でのビデオシアターを、図書委員児童の声の出演で行った。
 広報活動として、月一回の「なかよしとしょかん」便りを発行している。また、新刊図書の案内のために、ブックカバーやパンフレットなどを、廊下に展示している。さらに、館内には、読書に関する読書標語作品や読書感想画を展示している。村の行事にも、全児童で読書感想画を描き、作品を展示し積極的に参加している。