nakahara@hitoyoshi.net
Nakahara Elementary School, hitoyoshi-City kumamoto Pref Japan Official Web Site
                 
   

 中原小携帯サイトに一週間に一度、「校長だより」として掲載している文章です。どうぞご覧ください。

              題字:2年生 みっちゃん

■ 平成18年度 校長だよりはこちらから

3月14日(金) 靴の整理と部活動  
 本校卒業の第二中学校吹奏楽部1・2年生が、一昨日、定期演奏会の宣伝のため来校しました。来校時の挨拶もきちんとしており、さすが中学生という感じがしました。
 もっと感心したのは玄関に整然と並べられた靴。かつて中学校に勤めていた頃、日常生活と部活動の活躍に大きな相関関係があることを多くの指導者が認識していました。私が野球部を担当していた時も、強豪チームは例外なく生活態度も立派でした。きびきびした行動。大きな声での返事や挨拶。道具の整理整頓。競技外の態度や行動を見て、このチームは手強いぞと思ったものでした。しかし、当たり前のことを当たり前にできるようにするにはかなりの労力も必要でした。
 さて、第二中学校の吹奏楽部。あの靴の状況から推測して活動の充実ぶりが想像できます。感動的な演奏が期待されます。

2月15日(金) インド式計算法
 
 インドがめざましい勢いで経済成長を続けています。その基盤となっているのがIT(情報通信技術)産業です。インド独自の計算法がIT能力を高めていると注目を集めています。

 ところで、学校通信「紅取丘」では、第11号〜13号で「脳を鍛える」シリーズを掲載しました。この脳科学との関連からもインド式計算法には関心が寄せられています。

 学校通信では、今週の第35号から数回にわたってインド式計算法の一部を紹介します。

 紙面の都合でわかりにくい面もあると思いますが、お楽しみにしてください。

2月6日(水) 行く1月

 いよいよ今日から2月。3学期の始業式で、こんなことを話題にしました。

 行く1月、逃げる2月、去る3月。いわゆる、時間が過ぎ去るのが速く感じるということを話しました。

 さて、今年の1月は行く1月であったか。正月は、どうもはるか以前に感じます。忙しくなかったからか、熱中するものがなかったからか、いろいろと考えてしまいます。

 このひと月を振り返る時、ほんとうに世の中がグローバル化したと感じます。アメリカの住宅ローン問題で日本経済が大揺れし、中国製の冷凍食品で予期せぬ状況になっております。

 今後、グローバル化はますます進展すると思われます。10年後の生活を展望することは難しくなってきておりますが、展望できないことはとても悲しいことだと思います。

1月25日(金) インフルエンザ流行の兆し
     
 先週ぐらいからインフルエンザに罹患した子どもたちが少しずつ出始めました。そして、今週。学級によってはインフルエンザによる欠席者が目立つようになりました。

 1月25日現在、最も多い学級では6名の子どもが休んでいます。担任の先生から、予防接種をきちんとし、休み時間ごとに手洗いやうがいをし、マスクを着用していた子どもがインフルエンザに罹ったとの話を聞きました。

 体調等の問題もあり、ウイルスから完全に身を守る方法は難しいようです。

 しかし、手洗いやうがいが効果的なのは事実だと思います。それぞれの自己管理が試されるます。
12月20日(木)2学期を終えて

 長い2学期でした。暑い2学期でした。ここで、2学期を振り返ってみます。

 最も印象に残るのは運動会と学習発表会です。運動会の練習では熱中症を本気で心配しました。本番もさるものながら練習はほんとうによくがんばりました。一方、学習発表会の練習はまったく見る機会はありませんでした。しかし、工夫が凝らされ、一生懸命さを感じる本番の発表は感動的でした。

 学習面では、「読、書、算」の習熟は図られたと思っています。計算大会などの結果はそのことを裏付けています。本校の課題は、自分の考えをもち、その考えを表現することです。全国的な課題とも言われていますが、本校も同様です。全国学力テストについてはマスコミ等でも報道されました。本校は全国平均並という結果がでています。ただ、意識調査の結果から、家庭学習に大きな課題があるようです。今後、その解決に向け対策を講じる必要があると考えています。

 生活面では、いくつか問題も発生しました。しかし、大きな問題ではなく、概ね良好だと思っています。課題の一つは登下校時のルールやマナー違反です。何度かお叱りの電話をいただきました。また、挨拶ももう一歩のようです。

 いずれにしても、いろいろな面での成果を十分感じた2学期でした。
 迎える3学期。進学や進級の準備期間であることを意識し、全力投球で乗り切ります。

12月13日(木) いじわるの心
 
 今週は人権週間。先日の人権集会では各学年の代表者が自分の意見を発表してくれました。
1年生のM君は次のような心に残る発表をしてくれました。

            「いやだったこと」をべんきょうして
 いやだったことのべんきょうをしたら、じぶんも人にいやなことをいっているから、ぼくは、こんどからことばづかいをかんがえます。まさしくんみたいにことばづかいをちゃんとかんがえられるようにいい人になりたいです。ぼくのこころは、いじわるのこころとおもいました。だから、人のいやがることはしないようにしたいです。

 嫌なことを言う時の自分の心を「いじわるの心」と感じているところがとてもすばらしいと思います。

12月7日(金)自己イメージ
             
 先日の人吉市PTA研修会では、くまもと発育クリニック院長の岡田稔久先生による「特別支援教育から学ぶほめ方・しかり方」の講演がありました。自己イメージという言葉をもとに、ほめることや叱ることの意義等を紹介したいと思います。

 まず、ほめることは自己イメージを高めることにつながります。ほめられることで自分にはこんな良さがあるのだと認識します。そうすると、やる気や意欲が高まります。やる気や意欲の高まりは努力することにつながります。そして、これらの一連の流れが自尊感情を高めます。この繰り返しによってどんどん伸びていくというわけです。

 一方、叱ることはその逆になることが多いようです。叱ることで自己イメージが下がります。そのことがやる気や意欲の低下を招きます。努力しなくなります。そして、自尊感情も低下します。これらのことが悪循環となってはたらくという構図です。

 ほめることと叱ることをこのように並べると、叱っていけない気がします。しかし、我々は経験の中からそう簡単ではないこともわかっています。ほめても自尊感情が低下する場合があるし、叱っても自尊感情が高まることもあります。

 ほめ方のコツもあるようです。本人の努力や成果を具体的な内容でほめることが大切だそうです。努力を認めることや喜びを伝えることも効果的だとのことです。叱る場合は、当人の自尊感情の高さが問題になるようです。自尊感情が高ければ、自分のこととして受け入れ叱られることを納得する場合が多いようです。自尊感情が低ければその逆で、叱られることを否定的にとらえやすいようです。いずれにしても、相手を思いやることが基本であるように思います。

11月22日(木)J-KIDS大賞ベスト8
      
 11月17日(土)には東京で全国ベスト8の8校が集まって、特別賞4校の発表と表彰式がありました。本年度は残念ながら特別賞入賞とはなりませんでした。

 PTAブログも開設し、ホームページの内容もいっそうグレードアップしました。1日のアクセス数が150件近くあっておりました。一つ一つの内容に近隣校からも高い評価をいただいておりました。

 そういう状況でしたので大きな期待がありました。皆様方にも期待していただいたことと思います。ひょっとしたら連続日本一と。
 結果はともあれ、全国ベスト8はすばらしい結果です。今後とも皆様から愛される貴重なホームページづくりに努めていきたいと思っております。これまでの御支援に厚く御礼申し上げます。

11月8日(木)家族の愛

 先日、5年生から道徳授業への協力依頼がありました。授業内容は家族愛 についてです。授業の最終場面で私の出番がやってきました。そこで、家族の 愛について次のような話をしました。  

 私が教員になってしばらくして父が肺ガンで亡くなりました。その時、祖母は 仏壇の前で毎日のように「代わりに自分の命をあげたのに。」と涙ぐんでいまし た。
 その様子を見て、子に対する親の愛情の深さをつくづく感じました。   今、私も親の一人です。息子が子どもの頃、ほうを叩いたことがあります。

 しかし、我が子に対しては深い愛情をもっています。親とはそういうものなので す。 みんなが大人になるまでには、親や家族と対立することもあるでしょう。喜びを 分 かち合うこともあるでしょう。そんな時、親の立場から言えば、「ごめんなさ い 。」 とか「ありがとう。」という言葉を聞くことが何よりだと思います。

11月1日(木) かかしの効果

 4年生のアイガモ農法による脱穀作業が昨日行われました。

 米作り。簡単に考えていました。代かき、田植え、稲刈りと朝夕見る光景からおおよそわかっているつもりになっていました。

 昨年はじめて知ったことは、スズメの害についてです。スズメは成熟した稲の実をたべるものとばかり考えていました。指導者の大柿さんからスズメが食べた後の稲穂を示され、成熟前の乳液状の液体が吸い取られたとの説明を聞いたときは驚きました。

 そして、本年度の米作り。昨年までと大きく違うところは「かかし」の登場です。昨日、大柿さんに「かかし」の効果をたずねてみました。稲穂の落ち具合を説明しながら、すごい効果があったとの話を聞きました。
 
 そして、一つの「かかし」の所に連れていかれました。音の出る「かかし」です。米作りのプロが驚かれた「かかし」です。光電池を利用してありました。発明展の審査員の経験から、県展の特別賞レベルのアイデアだと感じました。

10月25日(木)我が胸の燃ゆる思いに比ぶれば・・・・

 先週の2日間、6年生の修学旅行引率で鹿児島に行きました。子どもたちに最も期待したことは2日目の班別自由行動でした。
 見学場所をはじめ、自分たちで計画したこと(決めたこと)をどう実行していくかに関心があったからです。また、近代日本の建設にかかわった幕末の薩摩藩や藩士の生き方にふれ、その思いを感じ取ってほしいと思ったからです。

 その実態はどうであったか。全グループの行程表を持っていましたが、巡る時間の速いこと。予定時
間の半分余りで終了したグループもあったようでした。
 幕末の動乱の世に思いを馳せることなどたいへん難しいことでした。私だけが幕末の志士と桜島と長渕剛とを重ね合わせ、鹿児島のもつエネルギーの大きさに酔っておりました。

 子どもたちへの期待が大きすぎました。

 とはいえ、子どもたちには「小さくともいい、何か志をもって生きてほしい。」そんな思いを強くしました。

「我が胸の 燃ゆる思いに比ぶれば 煙は薄し 桜島山」平野國良。

10月16日(火)食育とコミュニケーション力

「早寝、早起き、朝ご飯」。特に、朝ご飯を食べる運動の推進をたいへんありがたく思っています。

 さて、先日は食育関係の研修会に参加しました。その中で聖徳大学の室田洋子教授の講演がありました。室田先生の主張は「一人食べの食卓(孤食)が急速に広がっている。
 一人食べは、食べ過ぎ、食べない、偏り食べ、気まま食べを拡大する。そして、その食卓では人間関係は育たず心の問題にまで多くの影響が出る。食事は誰かと共に会話を楽しみながら、食物や気持ちを分かち合うことが大というものでした。
 食育は栄養面や安全性が中心になりがちですが、室田先生は心理学的見地から食卓が人間関係を育てる重要さを説かれました。
 自分の小学生時代を振り返りながら、そのことが実感として伝わってきました。
昭和30年代、戦後の貧困は続いていました。4人兄弟でしたが、食べ物を分け合っていました。夕食は家族がそろうのが当たり前でした。食卓の献立は貧しくとも会話がありました。
会話の中心は学校のできごとでした。母は「自分のつくった料理に文句を言わずに食べてくれるのがうれしい。」と口癖のように言っていました。気持ちの分かち合いもあったように思います。

 過去に戻ることはできませんが、過去に学ぶことはできます。食べ物の種類は格段に豊富になってきました。
 簡単に手に入れることができるようになりました。その一方で、食を通して心を育てることは貧しくなってきたように思います。家族一人一人の生活時間やリズムの違いなどから家族がそろうことが難しくなっている現状があります。しかし、食卓が人間関係を通して心を育てることを認識し、見直されていくことを願っています。

10月12日(金) 親子間の事件を思う

 本日、熊日朝刊の「読者の広場」に「最近心が痛む親子間の事件」という内容が掲載されておりました。子が親を殺す事件。親が子を虐待する事件。

 私自身もこのような事件の報道を耳にするたびにとても心を痛めておりました。投稿した方は、竹取物語(かぐや姫)を例にして意見を述べておられました。
 その中で、次の一文は特に心に残りました。「すべてに別れがあることを自覚すると、これまで受けた父母の愛情の深さ、そばに居て遊んでくれる子どもへのいとおしさ、そしてどんな境遇にあろうとも今生かされている自らの生命に感謝せずにいられない気持ちになってくる。」
 どうして、このような事件が多発するのか。教職に身を置く者として深い反省があります。親の一人として、世の中の変わりようを心配します。物の豊かさ。心の貧しさ。価値観の多様化。・。

 しかし、世の中がどのように変わろうと、子が親を殺すことはあってはいけないし、親が子を虐待することがあってはいけないことです。学校教育では、他との関わり合いの中で「一人一人の命を大切にする教育」を更に推進する必要があると思います。家庭においては、それぞれの家庭がそれぞれの方針の下、自信をもって親子の絆(きずな)を深められることが大切ではないかと思います。

10月9日(火)認めたりほめたりすること

 「感動した。」大相撲、優勝戦での小泉元首相の言葉を思い出します。先日の運動会でも、感動しておられる保護者の姿を何度も拝見しました。

 人それぞれに感動する場面が異なるのは当たり前。遅いと思っていた子が先頭を走っていた時。練習の成果を出せずくやしがっている子を目にした時。とても心配していた子が堂々と競技や演技をしていた時。・・・。

 私は各学年のダンスに最も心を動かされました。総練習の時より一段と上手になっていました。手足や体の動きにメリハリがあり見とれました。

 いずれにしても、「感動すること・心を動かされること」の前提には「一生懸命さ」があるように思います。高校野球は選手のプレーの一生懸命さに人気の秘密があるといわれています。人はだれでも一生懸命さに触れると感動するようです。

 そのような時、我々大人は照れくさがらずタイミングよく認めたりほめたりすることが大切ではないかと思います。我が子に対しそのようなことができなかった自分自身の反省を込めての願いです。

9月28日(金)いよいよ運動会
  
 26日(水)には運動会の総練習が行われました。自由参観日でもありましたので、多くの方々の御声援もいただきました。ありがとうございました。

 まずは、私なりに各学年の見所をずばっと一行宣伝してみたいと思います。

○1年生:どの競技・演技も努力の跡、大。ダンスをはじめ、多くの演技をよく覚えました。
○2年生:ダンス!!「今昔」がかわいい。ビリーも感激。
○3年生:入場行進はNO1。中原っ子タイフーン、最後のぼう登りはきまるか。
○4年生:舞・舞・「3・4」の踊りは迫力大。
○5年生:天下分け目の中原、逃げるが勝ちか。いつもの組体操と趣、異なる。
○6年生:どの競技・演技にもリーダ学年の頑張り有り。

 その他、応援団演技も連日の練習の成果があらわれ、見応えのある内容になっています。どうぞ、開会式からおいでください。お待ちしております。

9月21日(金)季節の変わりめの頃
       
 校長室の花瓶を見てはっとしました。他の花に混じってヒガンバナとコスモスが見えたからです。それらの花は相談員の深水先生からいただいたものです。

 朝夕は涼しさを感じるものの、秋が本当に訪れるのかをまじめに心配するほどの猛暑が続きます。そのなかで、植物は秋がもうすぐ訪れることを教えてくれました。新聞の天気図でも秋雨前線が日本列島近くに見られます。夏が遠のくのがわかります。確実に季節の変わりめを迎えています。

 季節の変わりめの頃は体調をこわしやすいといわれています。それに加えて、運動会の練習も次第に本格的になっていきます。さらに、2週続けての三連休です。体調をこわしやすい条件が重なります。
 昨日の登校時、顔を上げずに歩いていた1年生のYくんは「体のきつか」、顔をしかめていた2年生のSさんは「頭のいたか。熱のあるかもしれん。」と言っていました。体調管理、要注意です。

 もうすぐ彼岸の中日、秋分の日を迎えます。

9月12日(火)出番
 
 教職何年目の頃からか、「出番」ということを強く意識するようになりました。
 自分の子育てを振り返る時、日頃は子ども任せでしたが、「ここ」という時だけは親としての出番を感じて動いていたように思います。

 学校では最高責任者でありますが、出番をいつも考えています。出番と言えないような小さい出番もあります。しかし、「ここ」という時には出番を強く意識しながら問題解決などに当たっています。

 昨日は、パソコン室解放の時間にパソコン使用についての約束違反がありました。学校では情報機器の使用に当たって情報モラルの指導をはじめ、いろいろな約束事をしています。教育の出番がやってきたわけです。担当者を中心に指導を行いましたが、該当の子どもたちには心に残ったことと思います。

 今、2学期が始まり運動会の練習も深まっていきます。疲れも次第に出てくるでしょう。心は運動会一色の子どももいるでしょう。このような時は学校でも家庭でも大人の出番が多くあるものです。

 いずれにしても、出番は少ない方がいいのか、多い方がいいのか悩みます。

9月7日(金) J-KIDS大賞 県代表校に

 本日昼休み、事務局の損保ジャパンさんから2名が来校され、J-KIDS大賞県代表校の表彰状贈呈式がありました。昨年度に引き続いての受賞で、たいへんありがたいことです。

 表彰状をいただいている子どもたちの様子をながめながら昨年度のことを思いだしました。改めて子どもたちや先生たちのがんばりを強く感じたところです。

 ご存知のとおり、J-KIDS大賞はホームページを保有している全国の小学校(17,932校)が審査対象になっています。そして、各学校が応募するのではなく、J-KIDS大賞選考委員会が自ら選考するという形になっています。

 現在、都道府県代表校各1校と特別推薦枠の3校、計52校が選出されています。いわゆる全国のベスト52に選ばれたということです。この後、全国のベスト8校、特別賞校4校としぼられていきます。

 昨年度は、特別賞の大賞を受賞し、いきなり頂点まで登りつめました。今年はどうか。
結果にあまりとらわれることなく、自然体で臨むことが大切だと思っています。それが中原小の持ち味だと思っています。御声援をよろしくお願いします。

8月30日(木) さようなら夏休み
      
 8月25日(土)には、水泳、野球、バレーボールの市内大会が開催されました。どの競技にも応援を、と計画を立てて巡回しました。とてもあわただしい一日でした。

 水泳競技は本校の参加者が圧倒的に多く、結果も良かったようです。野球の6年生の部では優勝した東校と1回戦で対戦しましたが、僅差で敗れました。まるで決勝戦の様相でした。

 また、バレーボールのAチームも予選トーナメントでは優勝する勢いがありました。しかし、結果的には準優勝でした。野球の5年生チーム、バレーボールBチームも大健闘しました。

 この夏休み、猛暑の中での練習はつらかったでしょう。熱中症も心配しました。大会の結果も立派でしたが、途中の練習をよくがんばったことに大きな拍手を送ります。

 ところで、本校玄関が一新しました。エンゼルフィッシュ1匹が泳いでいた水槽に万江川で捕まえてきた魚をいれました。「なかはら水族館」のオープンです。イダ(ウグイ)、ドンコ、ドジョウ、カワムツ(?)・・・がいます。

 また、インフォメーションセンターも新設しました。昨年J-KIDS大賞の副賞としていただいた42インチのモニターテレビを設置しました。子どもたちやお客さまはいつでもホームページをみることができます。
 来週の月曜日から、いよいよ2学期がスタート。登校してきた子どもたちが、水族館やインフォメーションセンターにどんな反応を示すか楽しみです。

 さようなら夏休み。 

8月24日(金) 猛暑の中で
              
 立秋はとうに過ぎたものの暑い毎日が続きます。就寝時にはエアコンにお世話になりますが、朝方には寝汗で目を覚ますことがしばしばです。

 30数年前には熊本市に住んでいましたが、夏の暑さには閉口しました。夜になっても朝方になっても気温がなかなか下がらない日がありました。
 暑さで寝つけないことはたいへんつらいことでした。夏休みの帰省中だけはそのことから解放され、ふるさとの良さを感じたものでした。

 さて、夏休みも残りわずか。2学期に向けてのお子さんの準備はいかがでしょうか。早寝、早起き、宿題、・・・。生活のリズムを取り戻すことが一つのポイントになります。始業式での元気な姿を楽しみにしています。

8月10日(金) 目覚め
       
  本当に久しぶりでした。先日の宴会の帰り道、ふと星空に目がいきました。

 さそり座、夏の大三角形・・・。授業から離れて10数年、夜空をながめることもなかったように思います。この間、管理職や行政職で休む間もなく走り続け、前を見るだけで頭の上を見る余裕もなかったように思います。

 一心不乱に進まなければならない時もありますが、周りを見る余裕も必要だとつくづく思います。

 星空の美しさを改めて感じながら、長い眠りから目が覚めたようなそんな気がしました。

7月30日(月) 夏休みに入っても

 夏休みに入って1週間。学校は休みでも毎日多くの子どもたちが学校にきています。学習会、水泳教室、部活動とにぎやかです。

 今日は、水泳教室最後の日というこで、練習の様子を参観しました。25メートル泳げないことが教室参加の条件です。最後の泳力調査では、全員が息継ぎができていました。
 フォームはぎこちなくても一生懸命泳いでいました。25メートル以上泳いだ者もいました。
何といっても6名の先生方の声援が気持ちよく感じました。

 そういえば、先生方全員が学習会や水泳教室、部活動とそれぞれ分担して指導に当たっています。たいへんありがたいことです。

7月23日(月) 楽しい夏休みに

 今日は1学期終業式。452名の子どもたちが1学期を元気に過ごしてくれたことが最も大きな喜びです。
 さて、明日から夏休み。大きな事故等にあうことなく元気に過ごしてくれることを祈っています。交通事故では、統計的にみると低学年児童の道路への飛び出し、中・高学年児童の自転車事故が圧倒的に多いようです。

 また、水難事故も夏休みの初めと終わり集中するという実態もあります。さらに、不審者による「声かけ事案」も跡を絶ちません。心配すればきりがありませんが、家庭や地域での見守りをよろしくお願いしたいと思っています。



7月11日(水)負けていると感じること

 教職について30数年が経過しました。小・中学校での教え子達から追い抜かれたと感じる時がよくあります。年齢だけは別ですが・・・。

 しかし、すでに本校の子どもに負けていると感じることがあります。

 朝の登校指導をしている時、きちんと立ち止まって姿勢を正して挨拶をする子がいます。私は、立ち止まらなくても声を出して挨拶ができれば十分だと思っています。

 マナーは場に応じていれば、それで良しと考えるからです。しかし、立ち止まっての挨拶は品(ひん)があります。「ようわからんばってん品のよか」という感じです。

7月4日(木)「 生 き る 」 と い う こ と

 先週土曜の夜、「世界がもし100人の村だったら」というT.V番組を観る機会がありました。涙を止めることができず、いろいろなことが頭の中をよぎりました。その中の一話。

 アフリカの金山で働く9歳の少年。父が殺された極貧の生活。一日中、穴掘りなどの重労働。のどが渇くと作業で使う泥水を少しずつ飲むだけの日々。最大の楽しみは徒歩2時間の週1回の帰省。そして、2歳年上の兄から聞く学校の話と教えてもらう勉強。夢は「学校に行くこと」。

 このような過酷な運命に負けず学校に行く夢を持ち続ける少年、けなげにたくましく生きる少年に深い感動を覚えました。また、学校に行っている兄を恨むことなく、むしろ仲が良い兄弟。今、地球上に、現実にこういう生活をしている子どもたちがいるのです。

 そのうちに、日本の子ども達へと思いが広がりました。学校に行くことは当たり前。毎日の食事も当たり前。当たり前の生活をしている中で、その意義を見いだすことは難しいことかもしれません。決して極貧で重労働の生活を体験せよというわけではありませんが、何かを考える必要があるように思います。生活の豊かさの中で忘れ去られた何かがあります。

 今の子ども達を含めて私たち日本人に対して大きな課題をつきつけられたような感じがしました。

6月28日(木) 言葉のいじめ

 
言葉によるいじめ、それは本校だけでなく全国的な課題かもしれません。
富山県の六年生の女の子の作文はその背景をよく書き表しているように思います。ここに作文の一部を紹介します。

                       みんなが気をつけることで  

 この小学校に入学したてのころは男子との仲が特別悪いとか、乱暴な言葉をいっているということもなく楽しく過ごしていた。
 だが、六年生の一学期になってから、いつのまにか「死ね。」や「うざい。消えろ」などのひどい言葉が自然にクラス中にひびきわたっていた。
 私たちはじょうだんで「バーカ」などど言い合っているうちに、それが人に言ってはいけない言葉だとはだんだん思わなくなった。私自身も最初は「いやだなあ。」と思っていたのに、三か月ほどたつといやだと思わなくなっていった。
 そのうち、そんな言葉を聞き慣れてしまい、おたがいにだれも注意しようと思わなくなったある日、東京から転校生がやってきた。女子も男子も初めての転校生だったので興味しんしんだった。しかし、ある日その友達を男子がからかって、「お前、うざい。死ね」と言っていたのを見かけた。・・・・
 ある朝、学校へ行くとあのからかわれた友達が休んでいることに気がついた。・・・、先生は教だんの方へ行ってみんなに話し始めた。話の内容は「だれかが転校生をいじめている。」ということだった。 ・・・今回のいじめは言葉によるいじめだった。話が進んでいくにつれ、転校生をいじめていた男子たちもいやなことを言われ、やり返していたということがわかった。やられたからやり返し、ひどい言葉が生まれてくる。それを何度もくり返していた私たちは、自分たちで自分たちを苦しめているということがはっきりしてきた。・・

6月21日(金) 田植えの頃

 毎日、通勤途上には田んぼの変化が自然に目に入ってきます。

 先週あたりが田植えの最盛期だったように思います。水が張られた田んぼをみると何か落ち着きます。農耕民族の血のせいかもしれません。

 毎年毎年、同じ光景に出会うことの喜びがそう感じさせているのかもしれません。藤原正彦氏のいう「日本人が古来からもっている情緒」とはこういうものなのでしょう。

 一方、人吉球磨地方でも早期米の栽培も行われており、4月初旬には田植えが始まります。少しずつ季節感も変わってきています。

 さて、本校では明日4年生による「アイガモ農法」の田植えが行われます。今年で7年目になるそうです。中神町大柿の大柿さん、山上さん、そして市役所農業振興課の皆さんの指導を受けながらの稲作りです。

 有機農法による稲作り、食育に直接つながる貴重な体験です。

6月15日(金) 情緒

 
先日、散歩中に川岸に咲くツクシイバラを見かけました。県の絶滅危惧種に指定され、新聞によく取り上げられているあのバラの花です。もう盛りは過ぎでいましたが、ピンクの花弁には可憐さが漂っていました。
 小学生の頃、魚つりで川を移動する時とげでケガをしたことがありました。とげがじゃまをして持ち帰れない花でもありました。

 その花を眺めているうちに、藤原正彦の「国家の品格」を思い出しました。一昨年、発刊直後にベストセラーとなった本です。
 藤原氏の主張の一つは「日本人が古来からもつ情緒」を大切にせよということです。論理が突出している現代社会に情緒を取り戻そうと提言しています。

 彼が論理性を本質とする数学の学者だからこそ説得力があります。
 また、情緒を育む例の一つに、「自然に対する繊細な感受性」をあげています。確かに、和歌などの中世文学をはじめ芸術面から生活様式に至るまで、古来から「自然に対する繊細な感受性」を大切にしてきました。そして独特の文化をつくり上げています。

 今、マスコミを通してさまざまな社会問題が駆け回っています。その一つ一つを取り上げる時、論理性のみを優先したきたツケが回ってきたような感じもします。我々は近い将来、子どもたちに背負われます。そんな子どもた
ちに、情緒を大切にする教育を意識的に進めなければならないなと考えた次第です。

6月7日(木)  メジロへの思い

 私が小学校高学年の頃、野鳥を捕って飼育することが流行していました。特にメジロ捕りが盛んでした。真っ赤なヤブツバキの花を見ると、花の蜜に群がるメジロの姿をすぐに連想します。しかし、世話が不十分で死なせたりネコに捕られたりしたことが何度かありました。

 6年生のある日、母がこんな話をしました。「メジロばかごの中で育てるとはかわいそか。メジロは空ば自由に飛びたかはず。自分が檻ん中に入れられたらどぎゃん気持ちになる?」何度か同じようなことを言われていましたが、その時初めて母の言うことが理解できました。
 そして、宝物のメジロを野に放しました。つらくて複雑な気持ちになったことをはっきりと覚えています。今から40数年前の出来事です。

 母は、メジロの世話が十分にできないくせに飼うことだけを望んでいる私に、メジロを通して他の気持ちを考えることを諭してくれたのだと思います。5年生では理解できなかったことが6年生のその時に初めて理解できるようになったは、その間の成長があったからだと思います。

 つい先日、本校の子どもによる動物へのいたずら事件がありました。いつの時代でも、子どもたちは無意識のうちに動物にいたずらをすることがよくあります。犬に石を投げたりヘビを棒でつついたりする光景はよくあることです。ここで大切なことは、そのような出来事を通して「他を思いやる心」や「命を大切にする心」を育てていくことだと思います。

 昨日の全校朝会では、このようなことを踏まえて講話をしました。本校では毎年4年生でアイガモ農法による米作りをしています。それだけに、「動物を大切にする心」「他を思いやる心」をもっともっと大切にしたいと思っています。

 5月31日 「知識と知恵と」

 先日の研修会で熊本大学医学部大学院教授原田先生の講演を聴く機会がありました。演題は「医学の立場から教育を考える」です。その中でこんな話がありました。

 アメリカの公園イエローストーンで2人の優秀な青年がグリズリー(クマ)に出会いました。頭脳明晰なA青年はグリズリーとの距離から何秒後にグリズリーから襲われるかを瞬時に計算したそうです。いわゆる知識をつかいました。一方、B青年は身に付けている物を軽くし、速く逃げる準備をしました。A青年が襲われる間に逃げることを考えたそうです。いわゆる知恵をはたらかせました。

 原田先生は、こんな知識や知恵よりもっと大切なものがあるということを話されました。医学の立場から、知識や知恵をはたらかせるだけの医者では不適格だと話されているように感じました。

 そして、何よりも大切なことは幼少時からの感動体験の積み重ねだと述べられました。このことが人が人として成長していく源であることを力説されました。

 私も教育現場の経験からよく理解できる内容でした。そのような感動体験の場をたくさんつくっていこうと決意した次第です。

 5月25日 「地産地消」

 
5月23日(水)、6年1組6班の子どもたちが家庭科調理実習の作品を校長室に持ってきました。試食後、お礼に次のコメント書いて渡しました。
 「ホウレンソウのおひたし」ありがとうございました。おいしくいただきました。特に、ゴマの香りの効いた味付けがたいへん良かったと思います。
 地産地消という言葉があります。人吉も高品質のホウレンソウがたくさんとれます。家庭でも「ホウレンソウのおひたし」をぜひ作ってみてください。
 お家の人に成長している姿をみせることはすばらしいことです。

 5月8日(火) 「新緑の美しさ」

 今年から5月4日が「みどりの日」になり、毎年必ず三連休がやってくるようになりました。連休の一日、人混みを避け久しぶりに近くの山野にでかけました。芽吹いたばかりの薄緑色の葉をはじめ様々な新緑の世界に触れました。

 熊日朝刊の新生面には、「新緑が美しいのは、その生命力とともに、どこか生まれたての弱さを感じるからか。」との一文がありました。確かにそのとおりだと思います。すごい感性です。

 ところで、かつて交差点の青信号はどうして青色でなく緑色なのかと疑問に思ったことがあります。広辞苑で調べてみますと「青」の意味の一つに「緑色」もあるようです。そういえば、青々とした草原の色は緑色を呈しています。

 連休も終わり、1学期の学習もいよいよ本格的になっていきます。新緑がその濃さをますように学校生活も次第に濃くなっていきます。

 5月 1日(火) がんばって、お母さんもお仕事がんばるから
 
 三連休後の出勤日。昨日までの自由な時間をひきずった感じがします。7時30分過ぎに登校指導にでかけました。子どもたちは三連休後の登校日。予想に反し、元気いっぱいです。

 1年生のY君はまだ登校が慣れず、お母さんと途中までいっしょに来ます。先週の木曜日、学校近くでお母さんと離れる時泣き出してしまいました。その時、「がんばって。お母さんもお仕事がんばるから。」との声。私にはとってもすがすがしく聞こえました。共感的な声かけでした。その後、私も同じような言葉をY君にかけました。

 そして、手をつないで教室まで行きました。そのY君。今朝はお母さんの方を振り向いただけで、私と手をつないで門をくぐりました。

 4月24日(火) タックルができない

 
昨日のスポーツニュースでは、スコットランドのプロサッカーチームに所属する中村俊輔選手のフリーキックが何度も放映されていました。中村選手は日本が世界に誇る名選手で、黄金の左足をもっていると言われています。彼のフリーキックで所属チームチームが優勝し、彼がプロリーグの年間最優秀選手に輝いたとも報道されていました。
 今朝の朝刊でもそのことが大きく報じられていました。そして、監督の「周囲は中村はタックルができないと言うが、それがどうした。・・・」とのコメントが載せられていました。中村選手はヘディングやタックルは不得意だそうです。彼は左足一本で勝負しリーグ選手の頂点に立ったのです。
 そういえば、プロ選手には逆にヘディングが特に強い人や激しいタックルに特徴がある人も数多くいます。解説者もそのようなことを前面に出して選手を紹介します。いわゆる「持ち味」による対決です。
 学校や家庭で子育てに関わる我々も、このことに学ぶことがあるように思います。一人一人の子どもの持ち味をどのように認めているのか。そして、その持ち味をどう育てようとしているのか。簡単ではありませんが、とても大切なことだと考えます。

 4月18日(水) 食べやすくする工夫

 先週の給食開始の日、1年生の教室たずねました。味はどうかと聞くと、Vサインを出して「最高です。」と答える子。「おなかがはちきれる。」と叫ぶ子。カレーの献立に大喜びの様子でした。
 そして、昨日は2回目の教室訪問をしました。前回とは反応が全くちがいます。どうも、杏仁ムースが苦手のようでした。顔をしかめて「この味、初めて。」と言う子が何人もいました。
 子どもたちは好き嫌いがはっきりしています。しかし、いつも好きな物だけを食べさせるわけにはいきません。学校教育も全く同様です。
 苦手の教科もあるでしょう。体育は好きだけど水泳はどうもという場合もあるでしょう。苦手な食材は調理を工夫することによって食べやすくすることができます。
 これと同じように、私たちも教育活動を推進して上で「食べやすくする工夫」を常に努力していく必要があると考えた次第です。

 4月10日(火) 26名の先生方と452名の子どもたちで

 いよいよ本年度がスタートしました。昨日は就任式と始業式を行いました。始業式では2つのことを話しました。その一つは努力すればできそうな目標を立てること。そしてカメさんのようにコツコツと努力すること。
 その努力を途中で評価すること。評価しながら自分が進歩していることを感じることです。自分が進歩していることを実感することは必ず意欲を高めることにつながるものです。
 毎日の小さな努力の積み重ねを大切にしてほしいと思っています。
 二つめは、地域の人(近所の人、知っている人)に進んで挨拶をしようということです。昨年度の保護者アンケートや学校評議員さんからの評価では地域での挨拶が悪いことが指摘されています。
 一年後には高い評価をいただくよう職員共々努力していこうと思っています。
 本日は入学式を行いました。多数の御来賓をお迎えした中で無事に終えることができました。式次第の入学児氏名点呼では壇上から一人一人の子どもの表情をながめました。不安そうな子ども、元気いっぱいの子どもなどさまざまでしたが、元気ももらいました。
 いよいよ明日から26名の先生方と452名の子どもたちで出発です。