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めをとじるとまぶた--レトロ・元祖スクータ「パッソル」 レストア の紹介  更新日2002/10/29




■パッソルの製造
 1977年に他メーカーに先駆けてヤマハ発動機がスカートでも跨らずに乗れるスクーターを発売しました。
 オートマチック変速、手動ブレーキなど、自転車感覚のソフトバイクとして人気を集め、主婦層を中心に
 爆発的なヒット作になりました。現在のスクータの原型になったバイクです。

年代別フレーム番号
 昭和52年 2月S50 2E9 2E9-000301〜  ←きくりんのPassolはここの3月製、車体番号は2E9−0125XXでーす。
 昭和53年12月S50 2E9 2E9-268300〜
 昭和55年 2月S50 4K3 2E9-360301〜
 昭和56年11月S50 4K3 2E9-950101〜

 昭和53年12月S50D 3L4 2E9-500101〜
 昭和55年 2月S50D 4K4 2E9-560301〜
 昭和56年11月S50D 4K4 2E9-900101〜
 シートのスポンジに赤い活字で製造日が刷ってありました。(黒いのはしみです)


■パッソルとの出会い 2001/08/28
なじみのモトショップさんにて埃だらけで引き取ってきた物を譲ってもらいました。
そして合計26時間かけて大レストア(大掃除です)しました。
このPASSOLは24年ほど前の製造で、ユーザの車庫に数年は放置されていた様子で見た目は「古ボロ」。
エンジン以外はほとんど全部分解し、生き死にのチェックを兼ねてサビ取りと注油をしました

      ↓

■パッソルの状態 2001/08/28
オイル  =約70%入っていたが正常みたい、と思う。
ガソリンタンク=カラッポで砂が少し入ってサラサラと音が。ABS系タンクのためサビ無し。
エアフィルタ=スポンジは粉のようにボロボロになっていた、手持ちのスポンジに油を吹いて応急処置。
キャブ  =少々のガソリンカス以外はきれいな状態だった。チューブ類も致命的な痛みはなし
クロムメッキ=ハンドル、荷台、ネジなど茶色のサビがいっぱい出ていたが、磨きできれいに復活
       茶色のサビはメッキの上についたサビ、黒いサビはメッキを持ち上げている地のサビ
       黒いサビは幸いに少なかったためほとんどが光沢を取り戻した。
タイヤ=少し空気が抜けていたが、パンク無し、亀裂なし。
バッテリ=とてもきれいだが電圧は2ボルトしか示さなかった。
     死んでいないが液もLOWラインの下→液補充。
チョーク=ワイヤの中がさびて動かない、ギシギシ曲げるとサビ粉がいっぱい、
     油をたっぷり流し、なんとか引けるようになったが交換したほうが良い。
ブレーキ=前後ともパットはまだ大丈夫、ネジ調整でしっかり利くようになった。
チェーンオイル=一旦抜いて金属粉を沈殿させて上澄みだけをもどした、とりあえず。


      ↓

■分解と清掃、注油、錆び取り
2001/08/28
サビとほこりをしばし眺める。復活の姿を思い浮かべながらうでまくりの気分!!

保存状態が良かった上にノーマルで貼ってあるシールもそのまま
強制空冷、2スト、ノークラなどいじって面白いマシンです。
実は、最初カスタムするつもりでばらし始めたけどだんだんとこのレアものを犯しては
バチ当たりそうで、しかもクロムメッキは復活するしワックスをかけるとボディのオレンジは
輝いてくるし、でオリジナルの復活をすることにしました。


      ↓ 4日後

2001/09/02
ワックスで光沢を取り戻したボディ、サビもきれいに除去した荷台
シートはカバーを洗って、スポンジには抗菌スプレーをかけて復活

2001/09/02
フロントまわり、ワイヤノズルの中まで丁寧に注油

2001/09/02
一番手がかかったマフラー、詰まってはいなかったが、すごいサビの厚さだった


      ↓ 7日後

2001/09/05
マフラカバーとチェーンカバーはリペイントしました
 1.水ペーパー80番で粗磨きしサビをとる
 2.サビアウト液を塗って約1時間放置
 3.サビ取りと水洗い
 4.プラサフを下塗り
 5.水ペーパー600番で表面研磨
 6.もう一度プラサフを軽く吹く
 7.ホワイトを4回に分けて吹く  以上でピカピカ!!
ホントはクリーム色かなぁ

2001/09/08
リアのウインカーのサビが気になりリペイントしました。手順は上と同じ。


2001/09/02
ステップは見えにくいので適当に手を抜いてリペイント→少し反省 m_ _;m
オリジナルのステップマットはしっかり洗濯と漂白したが限界がありました



      ↓

■パッソルへ息を吹き込む 2001/09/08
外に出してガソリン入れて、エンジンかけてチェック!! →かからず(T_T;)
スイッチを入れてなかった。 プラグを掃除してリトライ →ダッタッタッタッタの音
開始から約10分後に見事に1977年のエンジンの音が2001年の空間に響きました。
 感動!! Y(^O^)Y 感動!!ものでした。


      ↓ 

■公道デビュー 2001/10/29
パッソルは、久しぶりのオンモです。何と言っても公道デビュー!。
夕方になってしまったけど、近所の公園でワンショットを撮っていたら、
どこかのデート待ちのオネーさんが「変なオジサン何してるんだろ」て顔で
見ていました。(ほっとけ、俺の世界に入ってくるなっ)

2001/10/29


■感想  2001/10/29
予備で走っていたらガス欠しちゃってハズカシ。印象は思ったよりも燃費が悪いみたい
ですがどうでしょう?、今後計測してみます。
ウッ、距離計が無いのにどうやって計測しようか。こまった。
ガソリン満タンしたら、目いっぱい2.4リットル入りました。カタログ値の2.3リットルは正しい。

平地での最高速度は、メータの刻み45kmを10kmほどオーバーしていた。
こんなに出るとは思わなかったので少し嬉しい。あくまでもメータ読みだからどっかな。

モトショップでユーコさんのジョグと会ったので並べてみたら、パッソルって小さいですネ。
何とまあ、可愛いこと!!  そして ジョグのエンジンがかかりにくかったので
「どうだぃパッソルはワンキック始動だぞぅ〜」って言っちゃいました。  ゴメン。
2001/10/29



■1977Passol 標準諸元
項 目諸 元
型式2E9 モデル名S50
全長X全幅X全高1,515mmX605mmX925mm
シート高715mm
軸間距離1,075mm
最低地上高110mm
乾燥重量45kg前17kg後28kg
エンジン形式強制空冷2サイクル単気筒ピストンリードバルブ
総排気量49cc
内径X行程×圧縮比40m×39.2mm
最大出力2.3ps/5,500rpm
最大トルク0.37kg−m/3,500rpm
始動方式キックスターター
点火方式CDI
潤滑方式分離給油
燃料タンク容量2.3リットル
エンジンオイル容量0.8リットル
駆動変速機2段減速式
クラッチ式湿式内拡重錘式・コイルスプリング
最高速度45km/h
燃費率75km/L
フレーム形式鋼管アンダーボーン
懸架方式(前/後)テレスコピック式/ユニットスィング式
キャスタ/トレール25°00’/42
タイヤサイズ(前/後)2.50−10−4PR/2.5−10−4PR
前照灯6V−17W 
ストップランプ6V−10W
テールランプ6V−3W
フラッシャーランプ6V−8W
スパークプラグNGK BP4HS
ブレーキ形式(前/後)機械式リーディング、トレーディング/同


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