山の駅 日に何度かの人の行き来だけが、 ここが廃線ではない事を教えてくれる 目を細めると見えてくる C12の警笛、蒸気の煙り、レールのきしむ音 スイッチバックの雄たけび 映画フィルムを見ているかのような幻想 目を開いて我に返ると 変わらぬ静寂 人一人いない駅 やがてくる凍える季節になれば この冷たい雨が造りだす光る大地は 輝く雪の絨毯と化してくれるのだろう そして日に何度かの人の行き来だけが、 ここが廃線ではない事を教えてくれる
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